権力闘争 struggle for power 2003 12 11
年金改革、税制改革、道路公団改革。
結局、抜本的な改革はなく、先送り型で決着しそうです。
何も変らないし、変われない。
そこにあるのは、「先送り」だけなのです。
小泉政権が言う構造改革とは、スローガンばかりで、
中味は、あまり変っていない。
変われないし、変ろうとしない。
要するに、小泉政権が言う構造改革とは、
本当の改革ではなくて、
単なる「権力闘争」であるという見方が増えていますが、
その通りだと思います。
つまり、田中派という派閥と、福田派という派閥が、
現代によみがえり、
その権力闘争が、姿を変えて、
構造改革という名前で、
また権力闘争をしているということです。
やはり、小泉政権が続く限り、日本は、じり貧と判断します。
せっかく、株高という、絶好の環境ができたのだから、
そこで、大改革を推進するチャンスなのに、
相変わらず、やっていることは、先送りばかりなのです。
政治評論家が、小泉首相は、政策よりも政局の方が好きなのだと言っていました。